豚の角煮のレシピ・作り方
最近のマイブームは豚の角煮。食べるのは好きですが、作る方はいまいち。短気なのか、いい加減なのか、なかなかお店で食べる角煮のようにとろーりジューシーにはできません。自分で作る豚の角煮だと、なんだか脂も残ってしまいヘルシーにはなりませんし。メタボが問題になっていますから、できるだけ脂は落としたいですね。
豚の角煮の作り方を調べてみたら、出るわ出るわいろんなつくり方。一般的にねぎとしょうがだけでゆでるところでも、紅茶で煮るとか、おからで煮るとか、お米のとぎ汁とか。びっくりしたのはコーラで煮る話。でもコーラも意外とポピュラーだったようです。
そこでいろいろやってみました。試してみた順番に掲載してあります。以下はインターネットや本で調べた作り方を参考に自分でアレンジしたものです。もちろんプロではありませんから、プロの手ほどきを受けたい方はお料理教室の案内をご覧ください。
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基本の豚の角煮のレシピ・作り方
初めて豚の角煮を作ったのですが、意外と簡単にできました。なんの裏技も使わなかったのですが、おいしく柔らかくなりました。ただし本当に時間はかかります。さますのも入れたら4時間半はかかっています。
ただ、家族にはまだ脂っぽいという感想が・・・ゆでて、こぼして、洗ったのですが、どうも柔らかさと脂は一体のようです。
次に脂肪少なめの肩ロースで作ってみたのですが、ほろほろと柔らかいながらも、バラ肉で作ったようなトロトロ感は出ませんでした。(主人が「うん肉の味がするね、この牛肉」と言ったくらいの感じです。
分量
だいたいの目安として、以下の感じです。後は好みに合わせて変えてください。
- 豚バラ肉ブロック・・・500g
- 酒・・・100cc
- しょうが・・・半かけ
- ねぎ・・・1/2本
- 水・・・肉がたっぷりひたるくらい(3~4C)
- しょうゆ・・・50cc
- さとう・・・大さじ4
作り方
- 豚バラ肉ブロックは、鍋に入り切らなければ半分に切ってもよい。
大きめの鍋に水をたっぷりと注ぎ、ねぎ、そして皮をむかずにスライスにしたしょうが半かけ分、そして豚バラ肉ブロックを入れて火にかける。
-
沸騰したら軽く煮立つ程度に弱火にし、そのまま2時間程度煮つづける。豚バラ肉ブロックが水面から出ないように、落しブタをするとよい。
もし途中でお湯が足りなくなるようなら、足していく(水でよい)。 -
じっくりと2時間煮込んだ豚バラ肉ブロックは、たいへん柔らかくなっている。
そのまま、しばらく置いて、手で触れるぐらいになるまでさます。 - 豚バラ肉ブロックが崩れないようにそっと取りだし、お湯をかけて余分な脂を洗い流す。
- 豚バラ肉ブロックは、ひと口大の大きさに切り分け、きれいな鍋に水3Cと酒100cc、分量のしょうゆ、砂糖を加えて火にかける。煮立ったら弱火に落とし、同様に、落しブタなどをして1時間程度じっくりと煮る。
※1 皮を厚めに剥いて、輪切りかあるいはさらに半割りにした大根を加えて煮るともう一品できます。
※2 調味料は、最初から多めに入れてしまうと味がしみ込んでいきにくいし、調整がきかないので最初は薄味めで。
※3 一度煮た後、一晩置いておくと、脂が白く固まってとりやすいです。 - 30分たったら味を見て、足りないようだったら調味料を加え、さらに30分ほど煮て仕上げる。
※豚バラ肉ブロックを水で茹でている間に、5分程度のごく半熟のゆで卵を作っておき、ここ時点で加えると煮卵ができる。