たけのこの下茹で 筍(たけのこ)の調理
たけのこの調理
3~5月はたけのこの季節です。
すでに水煮をしたものは一年中売られているのですが、この季節に生のタケノコを手に入れて自分で下茹でしたものは、香ばしいような香りがしてとてもおいしいです。一度チャレンジする価値あり!
食べる前の晩にでも、ナベを火にかけて、1時間ほどテレビを見ながら下茹ですればいいので案外簡単です。食物繊維も豊富ですし、オススメです。このコーナーではタケノコの食べ方を説明しています。
タケノコの選び方
一般的に売られているタケノコは、えぐみが少なく、柔らかい孟宗竹です。やわらかい土のところだとやわらかいタケノコができるとか。ブランドとしては京都産の孟宗竹が特に有名ですね。
タケノコは、節目の間隔が狭くずんぐりとして、皮がみずみずしく、切り口が白いものを選びしょう。また、持つとずっしり重い感じのするもの、先端が緑よりは黄色いもの、根元の赤い粒々が小さく少ないものがおいしいということです。
手に入れたたけのこはすぐに下茹でを
タケノコは掘りあげたら、時間とともに味が落ちてえぐみがどんどん増すので、買ったらなるべく早く下茹でしましょう。できれば掘ったその日のうちにゆでろと言われているぐらいです。
タケノコを保存したいときは、まず下茹でしてから水に浸して冷蔵庫に入れて保存しましょう。
タケノコ調理に用意するもの
ほんとに掘りたてのタケノコは、そのままおさしみでも食べられるそうですが、普通にスーパーなどで買ったら、まず下茹でをしなくてはいけません。
- 米ぬか一握り
- 唐辛子2~3本 (あれば)

最近ではスーパーなどのタケノコ売り場で、米ぬかと唐辛子とがセットになった「タケノコ下茹でセット」が売られていますから、そちらを購入するほうが手軽です。セットを使ったたけのこの茹で方はこちら。
タケノコの下茹で・調理法
タケノコは、皮付きのまま、土がついていたらざっと洗います。
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土を落としたタケノコの先の部分を斜めに切り落とします。
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タケノコの皮の部分に縦に1本切れ目を入れます。
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鍋にタケノコが浸るぐらいたっぷりの水を入れ、タケノコと米ぬかと唐辛子を入れます。
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タケノコの入った鍋を
火にかけ、沸騰したら弱火にして1時間ほどゆでます。
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タケノコの根元に竹串が通るようになったら火を止めそのまま冷ましておきます。
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触れるぐらいの温度になったら、皮をむいて水洗いします。一晩ぐらいおいておくつもりだと楽です。
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タケノコをすぐ使わないときは水につけて冷蔵庫で保存しましょう。水は毎日かえてね。
茹であがったタケノコは、柔らかい穂先はあえ物、汁物に。中央は煮物、炊き込みご飯に。内側の柔らかい姫皮は、吸い物の実にするとよいでしょう。
たけのこの食べ方
下茹でを終えたたけのこは、煮物にも汁にも使えますが、何と言っても王道はたけのこご飯2種類のたけのこご飯のレシピを紹介します。