マダガスカルではトウガラシのことをサカイと呼びます。サカイにもいろいろな種類がありますが、食べてみておいしいのはこれ。色もカラフルです。
食べると言っても、かなり辛いトウガラシを生でバリバリと食べるわけではありません。一番おいしいのは、オリーブオイル漬けです。これを他の食品、例えばパスタとかに少し加えて食べると激うま。もちろん辛いのが苦手な人にはお勧めできませんが。
というわけで、トウガラシのオリーブオイル漬けを作りました。切っている時から汗びっしょり。
日本も世界もごちゃまぜで料理や食材を紹介
マダガスカルではトウガラシのことをサカイと呼びます。サカイにもいろいろな種類がありますが、食べてみておいしいのはこれ。色もカラフルです。
食べると言っても、かなり辛いトウガラシを生でバリバリと食べるわけではありません。一番おいしいのは、オリーブオイル漬けです。これを他の食品、例えばパスタとかに少し加えて食べると激うま。もちろん辛いのが苦手な人にはお勧めできませんが。
というわけで、トウガラシのオリーブオイル漬けを作りました。切っている時から汗びっしょり。
この写真のものは、マダガスカルの田舎の道端で売られていたカボチャをマッシュして揚げたもの。スナック菓子のような感覚で買って食べているものです。1個100アリアリですから、5円弱。
マダガスカルは豚肉を多く食べますが、でも豚の丸焼が一般的なわけではありません。これはパーティー用に特別注文して作ってもらったもの。マダガスカル人にとっても珍しいらしく、彼らも記念写真を撮っていました。
丸焼と言っても、意外と肉は少なく、パリパリになった皮をおもに食べるもののようです。
高級感ただよう(そうでもないか)チーズですが、マダガスカルの田舎町でおばちゃんが行商して売りに来たもの。その辺の商店でもこの手のチーズは売られていませんから、一体どこで作っているのでしょうか。さすが不思議の国マダガスカル。
味は意外に塩分控えめ。冷蔵庫も使わずに暑い国で行商して大丈夫?と思ってしまいます。激ウマとはいきませんが、あっさりしていて「悪くはない」レベル。代替品のない田舎町ですから、また売りに来たら買ってもいいかな。でも行商のおばちゃん、次はいつ来るのか予測がさっぱりできません。
農家でごちそうになったカモの煮込み。僕らのために絞めてくれたのでしょう。さすがに頭には手が出ず、右側の足の方を頂きました。
肉はものすごく固く、歯の間に筋が引っ掛かります。マダガスカル人はみんな平気で食べているなあ、と思っていたら、食後一斉に爪楊枝を使い始めました。慣れている彼らでも同じだったんですね。
マダガスカルの首都から現場のあるアンバトへ戻る最中、いつもだともう少し大きな町のホテルのレストランで昼食を取るのですが、今日はタイミング的に名前も知らない小さな町のホテリ(飯屋)。中に入るとハエがぶんぶん。でも結構込んでいる、ということはうまいのかな?
料理の種類は結構あるようでしたが、頼んだのは僕が好きなソーセージと豆。ここはグリーンピースを使っています。ソーセージはどうやら一度油で揚げてあるか、焼いてある様子。マダガスカルのソーセージは脂肪分が多いので、現地の人も油で調理して、脂を落としてから食べるようです。
このお店では、以前掲載したポークソーセージと豆の料理よりも、小型のソーセージが使われています。
実はマダガスカルでは、ソーセージはその辺の肉やさんならほとんどどこでも作っているのです。生ソーセージとして売られていることが多いですが、時々かまどの上でスモークされたような状態のものも売っています。各肉屋さんで脂の量や味付けが若干違い、「あそこのソーセージはおいしい」という肉屋さんも時々聞きます。
左側にあるのはマダガスカルでコトレトと呼ばれる豚のスペアリブをすあげしたもの。多分カツレツと同語源で、フランス語から来ていると思われます。
マダガスカルの豚肉はとてもおいしいのですが、脂身が多いのが玉に傷。このコトレトのように油で揚げてあると、脂身が適度に落ちて食べ易く、さらにおいしくなります。
お昼にパンを買いに寄ったお店で売っていたので買ったもの。サーターアンダギー?いいえ、マダガスカルのお菓子ですが、サーターアンダギーとそっくり。味も食感もそっくり。
まあどちらも基本的に小麦粉を練って油で揚げたものでしょうから。
違いは値段。日本だとサーターアンダギー1個が100円、場合によっては150円とかしています。ここでは1個7円。5個で35円です。実は「二つ頂戴」と言ったつもりが、5つも袋に入れられてしまいました。これが35円だと気分的には「ま、いいか。事務所で誰かにあげよ。」になります。
小麦粉はよく国際相場価格がどうした、とか報道に出てきますが、日本とマダガスカルのこの価格差は一体何なんでしょうか。
マダガスカルの現地のレストラン(飯屋)では、大抵数種類の定食の中から選ぶことができます。ここに写っているのは向こう側がチキン、手前が牛タンの煮込みですが、牛タンを出すところは珍しいです。
その他にはニンジンのサラダ、これも珍しい。ご飯は当然として、真ん中のスープには味が付いておらず、ご飯の上に載っている白いナス、苦いものですが、これが入っています。
小皿の中身はトウガラシに若干の野菜を入れたもので、マダガスカルではサカイと言います。ちなみにトウガラシのこともサカイです。
奥のコップに入っているのは、この時期限定のタマリンドのジュース。おいしい!季節に応じてオレンジやパパイヤ、その他のジュースを用意している店は多いです。水で薄めてあることはありますが、濃縮還元ではなく、基本的に生の果実が使われています。
この草ぶき屋根の小さなおうちは、マダガスカルの田舎の道沿いにあるお茶屋さん。コーヒーやスナックを出しています。ここで評判なのが米粉のお菓子、ムフグレフ。
実はここのムフグレフ、上下に分かれていて片側が砂糖味で甘く、もう片方が塩味。凝っています。