莫大(ばくだい)という面白い乾燥果実をいただいたのでさっそく実験してみました。
中国原産の伯樹という木の乾燥果実だそうです。
種子の周りの果肉が水分で膨張するのが特徴。膨張した果肉は、刺身のつまや、酢の物にしたり、薬膳に使われたりするそうです。
中国では、お茶、ベトナムやタイ、カンボジアでは、デザートに入れたりするそうです。
4.水に入れて2分後。ちょっとずつ中の果実が出てきています。
6.7分後。カップに2個はきつそうなので1個取出しお湯のみに移しました。
7.8分後のお湯のみ入れた果実の様子。さらに海藻ような果肉が出てきました。
8.8分後のカップの様子。こちらはかなり果肉が出てきて外皮が小さくみえます。
10.13分後のカップの様子。側面から写真を撮ってみました。まりものような形で海藻のような果肉が広がっています。
11.15分後のカップの様子。外皮は小さくやぶれてしまって、果肉もこれ以上大きくならないようでした。
12.さっそく試食。
味の乾燥は、乾燥糸寒天を水で戻したような感じ。味は特にありません。
甘みを付けるとデザートになりそうです。
*乾燥した実からは想像もつかないものにみるみる変わったので観察していて、面白かったです。