パイナップルの切り方・パイナップルの食べ方
丸ごと買ってきたパイナップルの切り方・食べ方です。
昔はパイナップルと言えば缶詰でしたが、今は生のパイナップルが普通になりました。あらかじめカットしてあるパイナップルもありますが、安いものなら丸ごとのパイナップルも300円とかで近くのスーパーで購入できます。
パイナップルの産地も以前はフィリピンとかハワイだったように思いますが、現在は沖縄のパイナップル・石垣島のパイナップルも値段は輸入物よりかなり高いにもかかわらず大人気です。
生のパイナップルは自然の甘さでとてもおいしいもの。そして生で食べる他に、酢豚に入れたり、あるいはピザにトッピングしたりとか、楽しみ方もいろいろです。
パイナップルの食べごろ
甘い匂いを出す大きなパイナップルを「買いたいなあ」と思っても「上手な切り方がわからない」とためらってしまう人もいると思います。また、買ってみても皮をきれいに剥こうとすると、身までたくさん削ってしまって、食べられるところまで沢山捨てて無駄にしまうことも多いでしょう。そしてパイナップルの皮を剥いたり実を切ったりしている間に手はべたべた、なんてことも。
別にパイナップルの切り方にルールがあるわけではありませんが、スマートそして無駄なくパイナップルの皮を剥いたり切ったりする方法もあります。海外で覚えてきたパイナップルの切り方を紹介します。勝手に名付けて「パインの螺旋むき」。ぜひ葉付きのパイナップルを一玉用意してください。
まずパイナップルの食べごろの判断です。実は、パイナップルは買ってきて置いておいても、甘さは変化しません。ですから、購入時に良いものを選ぶのが基本です。一般的には、下の部分が膨れているものの方が甘いと言われています。
また、完熟したパイナップルは下の部分が柔らかくなってきます。押してすぐつぶれるようなものは逆に過熟ですので注意してください。若干「固めかな」と思っても、匂いをかいでみて甘酸っぱい匂いが強ければ、食べごろだと判断できます。
パイナップルの切り方
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パイナップルの葉は最初に落としません。この葉の部分を柄のようにもってパイナップルの皮を剥いていきます。葉が固くて手が痛い場合は、葉の部分を少し削って茎だけにします。写真のパイナップルの葉は柔らかかったのでそのまま作業しています。
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パイナップルの皮を剥きます。茶色いボツボツの部分だけが残るくらいに皮を剥きます。
このボツボツの部分まで皮と一緒に剥こうとすると実の部分をかなり削らなくてはならないので、無駄が多くなります。茶色いボツボツの部分をまずは残すのがパイナップルの無駄のない剥き方のコツです。
- ここがポイントです。茶色いぼつぼつの部分をよく見ると、斜めのラインに沿って規則的に並んでいるのがわかります。これはパイナップルだけでなく多くの植物に見られる特徴です。
そして包丁をこのラインに沿って斜めに入れます。ラインの両側から包丁を入れて、ぼつぼつの部分だけをとります。
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包丁を斜めに入れ終わったパイナップルがこれ。パイナップルの表面にらせん状に切込みが入っていてなかなか愉快です。残った皮があったらこの状態できれいに取り除いておきます。
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パイナップルの葉の部分とお尻の部分を落とすのはこのあとです。既にきれいにしてありますから、これ以降はあまり手が汚れることはありません。
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縦にしたパイナップルに包丁を入れます。小ぶりのものなら縦に4つ割り、大降りのパイナップルなら6つ割りくらいがちょうど良い大きさです。
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縦に割ったパイナップルの芯をとります。パイナップルの芯の部分にもジュースが詰まっていますから、しゃぶるなり絞るなりどうぞ。
- パイナップルの実の部分を食べやすい大きさに切ってできあがり。