インド風チキンカレーのレシピ・作り方
スパイスたっぷりの本格的なインド風のチキンカレーの作り方です。手間はかかりますが、難しくはありません。ヤギ肉や羊肉を使っても良いですが、チキンカレーにはなりません。あたりまえか。そのときはヨーグルトを多めにして酸味を強くすると肉の臭みが消え、おいしいかも。
お勧めインド風カレー参考書「はじめてのインド料理―HEALTHY WAY TO INDIAN COOKING」
インド風チキンカレーの材料
- チキン どこの部分でもいいですが、チキンカレー用にはドラム・スティック(すね)がお勧め
- カレー粉
- タマネギ大量
- 油大量
- スープの素(チキン味)
- トマト(一人半個見当だが、酸味によって調節)
- カルダモン数個
- クローブ(丁子)数本
- クミン少々
- ガラムマサラ少々
- チリ・パウダー(たかのつめを砕いても良い)お好み
- ショウガ(みじん切り)
- ニンニク(みじん切り)
- ヨーグルト
- あればリンゴ(すりおろし) あればマンゴーチャツネを使う
インド風チキンカレーの作り方
1. タマネギをすりおろす。一人前中一個見当。それより多くても良い。
2. すりおろしたタマネギを、大量の油で煮る。油はあとで取り除くので、とにかくたくさん。ここで油を少なくするとタマネギがうまく仕上がらない。
3. 次第にタマネギの水分が飛び、油であげているような状態になってくると、たまねぎが色づいてくる。このような状態になったらカレー粉、ニンニク、ショウガを加え、香りがたってくるまでいためる。焦がさないように(油が少ないと焦げたりこびりついたりしやすい)。
4. カレーやショウガの香りが立ち上がってきたら水を加え、トマトを入れる。甘味や酸味が強いトマトの場合は少量にし、味を見ながらあとで足していけばよい。スープの素もここで入れておく。強火で煮込みを開始する。
5. 鶏肉は油をひいたフライパンで焦げ目がつき、皮がパリっとするまで焼いておく。あらかじめ軽く塩コショウをしておいてもよい。一度焼いて皮に焦げ目をつけておくと、食べやすいし、ずっとおいしい。
6. 煮込んでいる鍋にチキンを加え、そこにカルダモンとクローブを入れる。クミンやチリ・パウダーはお好みで。さらにコリアンダーや月桂樹の葉なども好みでくわえても良い。
7. 少し煮込んで肉が少々柔らかくなってきたら、すりおろしたリンゴ(あるいはマンゴー・チャツネ)とヨーグルトを加える。味を見ながら塩加減も調節する。酸味が足りなければ、トマトやヨーグルトで調節するが、どうしても足りなければ少々酢を加えても良い。リンゴなどの糖分が入ると底が焦げ付き易くなるので要注意。ただしあまり激しくかき混ぜると肉がばらばらになって見栄えが良くないのでゆっくりとかき混ぜる。
8. 火を止めるちょっと前にガラム・マサラを加える。こうするとスパイスの香りが引き立つ。お皿にもってチキンカレーのできあがり。