大学芋の作り方 大学芋のたれのレシピ

息子が幼稚園の遠足でサツマイモ掘りに行ってきました。その収穫を使って大学芋を作ってみました。生まれて初めての挑戦です。「大学芋のレシピ」「大学芋の作り方」でネット検索をかけてみると、いろいろと出てきますねえ。

でも基本的にはサツマイモを揚げて、砂糖などを煮詰めた「大学芋のたれ」を絡める、という点ではどの大学芋レシピも共通。料理によっては人によってレシピがとんでもなく違っていたりしますから、大学芋の作り方はまあ、人による違いは少ないほうですね。

大学芋のたれに水あめは使わない

違いがあるのは例えば、大学芋のたれに水飴を使うかどうか。今回は家に水飴はあったのですが、面倒なことはやめようと思いたれに水飴は使わないことに。

そして多くのレシピは「サツマイモ200グラム」なんていう形での量の指定があるのですが、普通は200グラムのサツマイモなんていう形で用意はしません。息子のとってきた芋の中から大きめのものを選んで計ってみると400グラム強。そこで400グラムに絡める大学芋用のたれの材料をWEBを参考に決めることにしました。

大学芋のたれの材料

大学芋と言えばまずサツマイモ大1本。書くまでもなく当たり前の材料ですね。

以下は「大学芋のたれ」の材料。
砂糖。大匙6杯。
水。大匙2杯。
しょうゆ。大匙1杯。
みりん。大匙2杯。
見ればわかりますが、すべて大匙ですべて1杯単位。
そのほかには揚げ油と黒ゴマ適量です。

大学芋の作り方

まずサツマイモを乱切りにします。大学芋用のサツマイモの切り方ですが、これはちょっと大きめに切る方が良いようです。2センチ角、あるいはそれより大きくても良いかも。サツマイモの切り方が小さすぎると、揚げた時に中までカリカリになってしまいそうです。

大学芋のレシピ

油の温度はレシピによって違いますが160度から180度。まあこの間くらいなら良い、ということなのでしょう。サツマイモの揚げ時間は…外側が狐色になるまで。ですが、狐色まで待つと火が通り過ぎるかもしれないので、色が変わり始めたら箸を通すなどして確認する方がよいようです。

大学芋のたれの作り方

大学芋のレシピ

大学芋に絡める砂糖ベースのたれは少し煮て水分を飛ばし、糖分が絡みつくようにしなければなりません。大学芋レシピに「たれは何分間煮る」なんて書いてあっても、鵜呑みにしないこと。糖分が多いですから、うっかりするとたれが焦げてしまいます。

その中で見つけたのが、「鍋を火にかけて沸騰し、細かい泡がたったら火からおろす。これを5回繰り返し、5回目に揚げておいたサツマイモを入れて絡める。」というものでした。泡が立った時点で毎回火からおろすので、大学芋のたれが焦げたりしにくいようです。回数はまあ適当で、我が家の場合はちょっと水分が多いように感じたので、5回ではなく、7回くらい繰り返しました。

大学芋にたれを絡める

出来上がった大学芋のたれに揚げたサツマイモを投入し、鍋を振って混ぜます。たれをよく絡ませようと思って強く混ぜるとせっかくの芋が崩れてしまいますから、要注意。

大学芋のたれ・レシピ

たれがよく絡んだら大学芋を皿に盛って黒ゴマを振って出来上がり。子どもたちにも大好評のできばえでした。

この大学芋レシピは材料に水飴などの通常の過程には置いてないものがない、たれにしょうゆが使われていて香ばしく仕上がる、などお勧めできます。

大学芋の由来・語源

ところで大学芋の由来・語源は、昭和初期の不況のときに東大生あるいは早稲田大学の学生が売ったからという説と、東京の大学生が集まる場所でよく食べられていたから、という説があるようですが、はっきりしません。


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