オオグソクムシせんべい

静岡県の旅行土産で「オオグソクムシせんべい」をいただきました。

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焼津産のオオグソクムシを練りこんだせんべいで、味は一般的なサラダせんべいに似ています。どこがこの虫の味かはわからない程度です。甲羅の欠片が入っているわけでもなく粉末にしたものが使われているので、食感に特徴もありません。ある意味、普通に食べられるおいしい「せんべい」です。12枚入りで1500円で(2015年現在)結構高め?

オオグソクムシは全長10~15センチほどの日本最大のダンゴムシの仲間で、武士が身に着けた具足(ぐそく)にちなんで名付けられたそうです。駿河湾など本州中部以南の水深150~600メートルほどの海底に生息しています。最近は珍しい深海魚などが売られるようになりましたが、このグソクムシは漁に混ざっていましたが、食用にはされていませんでした。それを有効活用して地域の名産にしようと開発されたせんべいだそうです。

パッケージには大きな「オオグソクムシ」のイラストが目立ちますが、もの珍しさだけが強調されており、栄養面からのアプローチがあるともっと消費者に訴えるものがあるのではと感じました。


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