沖縄島豚 (沖縄県今帰仁村)
今や豚肉もブランド化の時代。餌と環境に気をつけて育てたおいしい豚肉を、食べてみればその違いに驚くことでしょう。特別な日のご馳走に、一度ブランド豚・沖縄島豚はいかがでしょうか。
| 島豚(アグー)とは戦前、家庭で普通に飼われていた沖縄の在来豚の名前です。色が黒く、顔が長く耳がたれています。戦争で激減し、戦後、大型でよく増える西洋種にとって代わられてしまいました。関係者らが県内にアグーの血を継ぐ8頭を確認、その8頭を集め、戻り交配により純血に近いアグーをつくり、現在増やしつつあります。
普通の豚に比べ、コレステロール値4分の1、うまみ成分2倍と、一般の豚に比べ高品質で、豚独特のクセやにおいがなく、脂身の多いのが特長で、その脂身がとろけるようなおいしさの秘密といわれています。 「我那覇(がなは)畜産」では、JAおきなわが「あぐー」を商標登録しているため、アグーと洋種の豚を交配した豚を「やんばる島豚」の名前で出荷しています。アグーの血が75%入った豚の飼育にも成功。今後、新ブランド「島黒(しまくるー)」として売り出す予定だそうです。 他に沖縄ブランドの豚肉として紅豚というのがあります。こちらは読売村にある株式会社がんじゅうで生産されている豚です。ブランド名の「紅豚」は読谷村名物の紅芋が飼料に配合されていることと、九州の黒豚の「黒」に対抗して名づけられたそうです。豚肉特有の臭みがなくジューシーで独特の歯応えのある赤身と、驚く程さっぱりとした脂身が特徴です。 伝統的に豚肉料理が食べられていた土地柄だけに、まだまだ他にも豚肉のブランドがいくつもあるようです。 沖縄といえばラフテーやミミガー、そして豚足料理をはじめとする豚肉料理が発達し、有名なところです。しかし特産の沖縄島豚は数が少なくなってしまい、容易には手に入らない幻の豚と化してしまっていました。最近になってやっと市場にも出回るようになってきたようです。 沖縄島豚は、脂が多いですから、脂を落として使う料理にお使いください。 |

