平成25年の初物 土筆(つくし)

tukushi tukushitamagotoji

今年の初物、土筆(つくし)の卵とじを食べました。90歳の母が毎年この時期になると土筆を摘んできて袴を全部きれいに取ってくれます。時期が早いため頭がほうけていないので(硬く締まっているので)ほろ苦い土筆の味を楽しみました。

私も土筆摘みが大好きで、子供のころは線路わきによく取りに行きました。今思えば大変危険でしたが、なぜか線路脇の土筆は背が高くて30cmくらいのものもありました。また雨上がりの翌日は背が伸びていて(心の中で歓喜の声を上げながら)夢中で摘んだものです。

作り方は、袴を取って水洗いをし、たっぷりのお湯でさっと湯がきます。かつおだしを醤油とみりんで味を調えて煮ます。味がしみたころに溶き卵を回しいれ、ひと煮立ちさせたら、出来上がり。これが私のおふくろの味です。

大人になってから、湯がいた土筆をフライパンで炒めて、砂糖醤油で味付けしたり、てんぷらにしたり、ごま油を使う人もいることを知りました。それらの調理方法も試してみましたが、こういうものは幼い頃の思い出もあって、だしを使った卵とじが私は一番好きです。